富山市医師会看護専門学校

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平成30年度 富山市医師会看護専門学校 学校評価

学校職員による評価結果

評価基準当てはまる
やや当てはまる
当てはまらない

【 図1 領域別平均 】

平成30年度は、校舎が新築移転し2年目となった。学生、教職員ともに新環境にも慣れ、授業や行事等においても滞りなく進んだ1年であった。

学校評価の結果において、昨年度と比較すると「Ⅰ教育理念・目的、教育目標」「Ⅱ教育課 程・教育活動」「Ⅵ地域貢献・国際交流」の3領域でわずかな低下があった。今年度は、職員の退職や学科間での異動に伴い、担当科目の変更が余儀なくされた1年でもあった。その変化が及ぼす教職員の「Ⅰ教育理念・目的、教育目標」の理解の不十分さ、「Ⅱ教育課程・教育活動」内容の不明確さがこの2領域の低下につながったと考えられる。今後、教育理念・目的を軸にそれぞれの授業が成り立っていることを今一度確認し合いながら、学科の教育目標や教育内容とそれぞれが担当する科目の関連を再確認し進めていくことが必要である。 また、「Ⅵ地域貢献・国際交 流」の国際交流が低迷の結果が続いている。次年度は、授業内に具体的な内容を組み込む予定である。

「Ⅲ学校経営・管理運営」「Ⅳ教員の育成」は昨年度より高い結果となった。項目の『財政基盤』や『施設設備の整備』に関する結果が上昇した背景には、組織内での明確な計画立案、教職員間への伝達や検討会を実施したことが各々の意識の向上につながった。「Ⅳ教員の育成」においては、例年、授業準備のための時間確保が困難だという結果であったが、今年度は上昇していた。授業準備のための時間を有効に活用する工夫や協力体制ができたこと、研修や学会への積極的参加がもたらした結果といえる。