富山市医師会看護学校専門学校

キャンパスライフ

学園だより(2019年03月)


 2月14日(木)平成31年富山県准看護師試験が富山県農協会館で実施されました。 合格発表は3月11日(月)午前10時です。
 2月17日(日)第108回看護師国家試験が北陸大学で実施されました。合格発表は3月22日(金)14時です。
 全員の合格を願っています。

 准看護学科2年生は、1月に臨床看護概論Ⅲの講義の中で「臨地実習を終えて」のテーマで、臨地実習で学んだことや自分の看護に対する考えをまとめました。以下に掲載します。

        臨地実習を終えて―患者の自発性を引き出す援助―

准看護学科2年生  三輪 文恵
 成人・老年看護実習Ⅱ-3では、80代の女性で急性化膿性胆嚢炎の患者を受け持った。 患者は入院前から寝たきりの状態になり、ADLも低下しており日常生活には介助が必要だった。 そこでコミュニケーションを図りながら清潔援助を中心に行うことにした。
 患者は言語的コミュニケーションで会話が出来たが開口困難であり言葉が聞き取りにくい場合が多く、 食事もスムーズではなかった。 食事後の口腔ケアも大変拒否が強く、歯科衛生士が口腔マッサージに来ただけで「嫌、触らんで。」と 頑なに開口を拒んでいた。 食事量も低下していたため、摂取嚥下機能の回復、口腔機能の向上、清潔保持を目的にスポンジによる 口腔ケアを援助で立案した。 しかし、拒否が強く、思うようにケアを行うことはできなかった。 学生という立場であるためあまり強要しないようにしたが、口腔ケアの大切さは理解してもらえるよう、 わかりやすく説明するよう心がけた。
 翌週、活動の意欲向上と気分転換を図るため、車椅子に乗り食堂で食事をすることにした。 車椅子と机の位置がとても食事しやすかったのか、ベッド上での食事より意欲がみられた。 いつも右手しか動かさず、食欲不振が続いており8~10口程度で食事を終えていたが、 その時は左手でヨーグルトのカップを持ち自力で摂取していた。 食事量も増え、患者の表情もとても良かったのが印象的である。 また、食後の口腔ケアはいつもベッド上で行っていたが、その日は車椅子のまま洗面台へ行き含嗽を促した。 これまでは含嗽も毎回拒否があり、ほとんど積極的には行えていなかったが、 今回はうまくいくかもしれないと思い、歯ブラシを持っていき自力での口腔ケアも勧めてみた。 毎回拒否が強いのでまた消極的な発言をされるだろうと覚悟していたが、患者は自力で歯ブラシを持ち、 鏡を見ながら歯磨きを始めたのである。 目の前に洗面台と鏡があることで入院前の日頃の生活スタイルを思い出してくれたのか、 そこには拒否を繰り返すいつもの姿はなく、生き生きとした患者の姿があり感動を覚えた。 A氏にとっていつも同じ景色しか見えないベッド上から少し変化をもたらし離床を促すことで、 患者の関節の可動域制限が改善され、また気分転換にもなった。 それが患者のやる気につなげることができたのだと考える。
 今回、この出来事で高齢者の身体機能向上の可能性は患者自身の精神状態においても左右され 向上につなげていくことができることを実感した。 また、離床の重要性を知り、患者の自発性を引き出す大切さも学ぶことができた。 A氏との関わりで得た貴重な経験を活かし、「ここまでしかできない」という考えではなく 「ここまでできるかもしれない」という看護を身に付けていけるよう今後も学びを深めていきたい。


 看護学科1学年は、母性看護学方法論Ⅰの講義で沐浴演習を行いました。 演習は技術試験を兼ねており、学生は試験に向けて放課後や、授業が始まるまでの午前中の時間を使って 沐浴の自主練習をしていました。 練習し始めの頃は慣れない手つきで、模型ベビーの顔にお湯がかかってしまったり、 洗うことに集中しすぎて観察ができていなかったりしていました。 しかし、自主練習を重ねていくことで、声掛けや観察をして洗えるまでになっていきました。
 演習後には、「実習が始まるまでにもっと練習を重ねたい」「〇〇することがうまくできなかった。 もっとうまくできるよう、実習までに練習したい」など来年から始まる臨地実習を イメージして取り組んでいました。
 どの学生も緊張感をもって演習に臨むことができ、そして実習に向けて新たな自己の課題に 気づくことができました。

【行事予定】

3/ 7 (木): 卒業式・特別講演(サンフォルテ)
3/ 8 (金): 進級会議
3/11 (月): 富山県准看護師試験合格発表
3/15 (金): 終業式
3/20 (水): [看護学科] [准看護学科]新入生ガイダンス
3/22 (金): 看護師国家試験合格発表
4/ 1 (月): 始業式
4/ 4 (木): 入学式(市民プラザ)

学園だよりのバックナンバー

pdf2019年2月



ページの先頭へ